松本組を志望した理由と入社後の印象は？
設計士を目指していた学生時代に就職課の求人担当者から松本組を紹介していただいたのがきっかけです。その後松本組のホームページや資料を拝見したり、会社訪問を通して松本組が行っている事業のことがだんだんとわかり、私もマンションなどの大規模な建築物の設計をやりたいと思い、松本組を志望しました。入社して感じたのは、設計者は図面を作成することだけが仕事だと思っていましたが、申請手続きなど業務内容の幅が広い職業だということに改めて気づきました。また普段の業務はもちろん、上席者との食事の際や社外の人と話す際などの状況ごとに求められる社会人としての常識やマナーなど、学生の時には意識していなかった部分の大切さを感じています。職場環境は、緊張感のある中にも、新しいことを取り入れながら常に成長してく柔軟な雰囲気があると思います。
仕事内容と一生懸命取り組んでいることは？
お客様へ提案する建築図面の作成や、各関係機関との協議・検査・申請の手続きに携わらせていただいています。実際に図面を作成したり、協議をしていく中で知識を増やしていく実践的な業務に携わっています。何百とある法律の中から物件ごと、地域ごとに関連する法律を見極め、その全てに適合したうえで、お客様の要望、そして設計者として自分が表現したいことを実現させていくことは大変難しくもあり、やりがいも感じています。毎日の業務の中で学ぶことは多々ありますが、設計のことはもちろん時代の変化とともに変わっていくお客様のニーズに応えられるよう知識を学ぶなど、この仕事は学ぶことに終わりはないと思っていますので、設計をするために必要な知識を増やし、お客様からのどんな要望にも応えられるように設計者としての自分の引き出しを増やす努力をしています。
驚きや感動といった仕事でのエピソードは？
何度も図面を書き直し、お客様からの要望に全て応えられたうえで、自分の納得のいく図面ができた時の達成感は他の仕事にはない設計の魅力だと感じています。複数のプランを短期間で同時進行したときは、今まで以上にひとつひとつの作業を素早く進めていかなければならないと感じ、時間を切って仕事をしていく大切さを学びました。印象に残っている仕事は産婦人科の計画をした時のことです。松本組ではマンションの設計が多いのですが、医療施設の設計ということで、資料を集めながら手探りで進めていかなければななりませんでした。マンションの設計とは違い、スムーズに進行しないことで起こる時間的な苦労や難しさを感じつつも、一歩一歩完成に向けて計画を進め、自分の役割を全うした時の達成感は大きかったです。この産婦人科の仕事ではマンションとは違う難しさと楽しさを感じました。
今後の目標や、挑戦したいことは？
実施図の作成や現場監理など、今の自分にはできないことはどんどん挑戦していきたいと思っています。そのためには、今よりもさらに知識と経験が必要になってきますので、挑戦するだけでなくその挑戦が実際に成果のあるものにするために勉強などにも力を入れていきたいと思います。そうやって勉強し、知識を学びながら経験を積み重ね、まずは一物件の設計と監理を任せていただけるようになりたいと思います。
今後は一級建築士の資格取得をし、今はまだ上席者からの指示を受けて行っている仕事を自らが率先して行えるようになり、自分の力で自発的に考え行動していけるように、さらに知識や経験を増やしていきたいと思っています。
マンションなどの大規模な建物の設計ができるから。
わからないことがあれば、周りの人に気軽に相談できること。
入社後、早い段階からプラン作成に携われたこと。
仕事に真剣に取り組む気持ち。
まず一物件の設計・監理をやりきる。
一級建築士
