仕事内容と一生懸命取り組んでいることは?
建築工事部に所属し、現在は府営住宅の施工管理として従事しています。主に現場内での業務ですが、時期によっては分譲マンションの内覧会説明でお客様と接することもあります。現場は同じものがなくそれぞれにオリジナリティがあり、毎日が変化する環境で長い時間と苦労を重ねて建物が完成した時の喜びはやりがいがあります。特に取り組んでいることは、技術職なので資格取得はもちろんですが、その勉強で得た知識を様々な経験の中で活かしていけるよう努めています。また、専門職がゆえに会話の中で時折分からない言葉や専門用語がでてくる時がありますが、分からないままだとその後の会話が理解できなかったり、内容によってはトラブルの可能性もあります。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざもあり、分からないことがあればすぐに聞き直し、メモを取るように努めています。
驚きや感動といった仕事でのエピソードは?
これといったひとつの仕事ではありませんが、技術者として建物をつくる楽しさと、数々の苦労の中で無事に竣工したとき、そして形として出来上がった時の気持ちはいつも印象に残ります。何度も打ち合わせや検討を重ね、納得いくプランを考えながら進めていくのですが、その努力が実り建物の引き渡し日を迎えた時は達成感に溢れます。そして引き渡し時に御施主様の喜ぶ顔を見た時はとても感動します。
またある時期、仕事に行き詰まり、どうして良いか分からなくなった時がありました。その時上司へ相談し、これからの職務内容について真摯に受け止めてアドバイスを頂いたことで今の自分があると思います。心の広い上司に恵まれたことに感謝していますし、これは私が後輩達と接する時にも活かしていきたいと思っています。